本日のご説明を担当します、シンドウ編集事務所の進藤と申します。
よろしくお願いいたします。
コンピュータやネットワークの進歩と私のプロフィールを並べてみました。
山形大学工学部を卒業後、就職のため上京。バブル全盛期のほとんどをコンピュータ・プログラミングに費やしました。
1995年、株式会社クボタのシステム関連企業に入社し、官公庁事業部に所属。早期退職するまでの20数年間、官公庁システムの設計・開発・営業に携わってきました。
2017年に山形に戻り、現在の個人事務所を開設。
福祉業界の皆さまに、ホームページの制作といった広報のお手伝いのほか、本日のような、デジタルやインターネット、ICTやIoTなど、横文字やカタカナ用語に関するさまざまなご相談にお応えしております。
汎用機と呼ばれる大型コンピュータがパソコンに置き換わり、ネットワークの進歩が、インターネット社会を作り出すまで。
コンピュータに関わってきたこれまでの経験をもとに、
「地域福祉にデジタルを活用できないものか」
本日は、デジタルの活用方法をいくつかご提案できればと考えてきました。
皆さんの現状に照らし合わせて、共感できる部分、合い入れない部分など、ご意見を頂戴できればうれしいです。
本日は、5つの章立てとしました。
第1章は、「デジタル化の流れ」と題して、国や山形県における政策を取り上げました。
第2章は、「デジタル活用の事例紹介」として、山形県の大蔵村と金山町で実施されたデジタル活用に関するモデル事業をご紹介します。
第3章は、「デジタルを体感してみる」と題して、コロナ禍で広まったオンライン会議システムのZoomと、コミュニケーションツールとしてお馴染みのLINEをご紹介します。
第4章は、「デジタル活用の可能性を考える」と題して、皆さまの活動を想像しながら、デジタルの活用シーンを考えてみました。
最後の第5章は、「デジタル社会の今後」と題して、デジタル社会への変化を実感しながら、本日の研修会を総括できればと思っています。
大蔵村や金山町の事例の中で、
タブレットをはじめて手にした高齢の方が、悪戦苦闘しながらも、ゲームを楽しんだとのお話がありました。
また、タブレットがきっかけで、お孫さんと接する機会が増えたと喜ぶ方もいらっしゃいました。
新しいことや苦手な分野にチャレンジする時ほど、大きな成長につながるといわれます。
・次なるチャレンジテーマがみつかった
・何をどうして良いのか悩んでいたけど、ヒントが見えてきた
そんな研修会にできるよう、精一杯ご説明させていただきます。